
音楽家の肖像 魂の振動に込められた想い
The portrait of musicians The VIBES -Vibration of the soul-
Exhibition
date : 2018.10.24 wed – 11.7 wed
open : 12:00-21:00 *sunday 12:00-18:00
close : monday , tuesday
produced by 水野夏(ウタカタカフェ&ギャラリー)
directed by サカヨリクニヲ(KUREX DESiGN)
時代とともに鳴っていた音、それを紡いだ音楽家とその音楽たち。
どうして私たちはそれらに共感したり口ずさんだり 時には人生を左右するまでに心揺さぶられるのでしょう?
嬉しい、楽しい、悲しい、闘志が湧く、愛する気持ちを伝えたい…
まだ音楽家などどこにもいない遠い昔 自分の肉体から発せられた「感情」を「振動」に込める術を見つけた時、 伝え手と受け手の両方の「心」を揺さぶる「音楽」という不思議なコミュニケーションが生まれました。
そうして絞り出さずにはいられなかった、紡ぎ出さずにはいられなかった 鳴らさずにいられなかった彼らの「感情=想い」が幾多の「音楽」を生んできました。 それらは「生命」の振動そのものであり、生きていることの証でもあるでしょう。
そのすべてを聞くことも知りつくすことも、いまを生きるわたしたちには叶いません。
しかし、何人かの有名なミュージシャンの肖像画を前に彼らの人となりを感じながら、 その音楽家と曲の誕生に想いを馳せ、彼らの伝えたかったもの、人間くささや葛藤、隠された真意、 理論やテクニックも超えて、彼らの姿形の奥底にあるものが見えたとしたら 。
音楽とは、私たちが生きている「想い」を自身の肉体を駆使して表現する「芸術」です。 そして、「想い」を自身の肉体を駆使して表現できるもうひとつの芸術が「絵画」です。 どちらも、どれだけ現代的な道具や手段を使ったとしても、その表現の根底にあるのは 生きていることを肯定し、証明し、共有・共感したいという「魂の振動」です。
本展は、さまざまな音楽家の『魂の振動=VIBES』を受け取った画者たちが 「画」という視覚による『VIBES』で応えようという試みです。
耳から魂を揺さぶる音楽家たちと、目から魂を揺さぶる画者たちの共演をお楽しみください。
特設サイト
参加アーティスト
- 伊藤弘通
- 伊波二郎
- 北沢夕芸
- 香田良太
- サイトウマサミツ
- 佐瀬麻友子
- 信濃八太郎
- スギモトマユ
- 鈴木理子
- 須田浩介
- 竹松勇二
- 深津千鶴
- マツボックリン
- まるやまあさみ
- 水野夏
- YAJ
- 山田博之
- 吉井みい
- 吉泉ゆう子
敬称略・五十音順