
ぬばたまの花ひらくとき
墨のカタチ 吉田美佐子個展
Exhibition
date : 2019.6.19 wed – 6.30 sun
open : 12:00-20:00 *sunday 12:00-18:00
close : monday , tuesday
venue direction:香田良太
produced by 水野夏(ウタカタカフェ&ギャラリー)
古代からの記憶をもち
すべてのいのちをふるふ水
ゆかりの地より湧き出づる
水と墨をあわせ
ときには山や野の草を筆に
墨のカタチをここにむすぶ
~ぬばたまの花ひらくとき~
陽極まる夏至(ナツイタルヒ)の候
《ヒオウギ(=カラスオウギ)》は
緋色の花をつけはじめるといわれます。
この植物の黒く丸い種が
《ぬばたま》
《ぬばたま》は古来より、夜、黒の枕詞として和歌に詠まれてきました。
また、扇状にひらく《ヒオウギ》の葉は、穢れや災いを祓う物実として使われてきました。
縄文時代にはこの葉を扇いで田畑の虫祓いをしたともいわれています。
ぬばたまの黒き夜をへて
なつに咲く緋色の花は
やがてふたたび種むすぶ
陰陽のマワリテメクル
陽極まる一年の節目に、
ここ、ギャラリーマニマニにて
『墨のカタチ』を展示させていただきます。
みなさまのご来場おまちしております。
吉田美佐子
福岡県生まれ。東京都在住。
東京学芸大学教育学部書道科卒業。
サンマリノ神社 玉崎神社
妙心寺如是院等奉納
大瀧神社千三百年大祭記念展示
マスミ東京ギャラリー
チーズ工房『千』千の間
養源寺ギャラリー『逢む』
富山市民プラザギャラリー等展示
語り、大鼓、他アーティストとコラボライブ
CD及び商品ロゴ、イベント題字制作
ヲシテ文字書のワークショップ開催
墨染め作品制作